人が緊張するのはどんな時?その克服方法は?

初対面で人に会っても緊張する人としない人がいます。

友達のお母さんに会った時、緊張する人としない人がいます。

普段は「こんにちは」程度でOKのはずなのに、実はその日、結婚の挨拶をするために会うのであれば、相当緊張するはずです。

言いづらいことを言わなければいけなくて緊張する人と、緊張しないで、さらっと言えてしまう人がいます。

人によって、状況によって緊張するのかしないのかは様々ですが、
「緊張しない人なんて誰一人としていない」
そんなふうにも思えます。


ですが、人間でも緊張しない時期があります。

それは、生まれたばかりの時です。

生まれたばかりの赤ん坊の前に、いきなり大蛇があらわれても赤ん坊の反応はほとんどありませんよね。

でも、大人であるあなたの前に、いきなり大蛇があらわれたらどうでしょうか?

「! ! ! !」

おそらく蛇のほうを見たまま動けなくなってしまうのではないでしょうか。

赤ん坊は、大蛇が危険であるということはわかりません。
だから緊張の意味もわからないですし、自覚もありません。

しかし、大人になると、人間は成長の過程で様々なことを学びます。
その中に、「蛇は危険である」ということを知っているため、緊張します。

このように、人は危険である状態を認知したときに、緊張することがわかります。
緊張は体が危険を察知するための大切な信号ですからね。

でも、同じ大人でも場合によっては緊張しません。

もし、蛇使いの前に大蛇が現れたとしたら、彼らは驚くでしょうか?

少なくとも私たちよりは驚かないかもしれません。
というのも蛇をどうやって扱えばよいかを知っているからです。

もうわかりますよね。
人間は経験がないこと、経験が不足していることに対して不安や恐れを感じたとき、緊張するのです。

大切なことなのでもう一度いいますね。

人が緊張するのは、危険を察知した時と、初めてのものに出くわしたとき、また経験が足らないと自覚している時、緊張するのです。

「じゃあ、緊張しないようにするためには、赤ん坊のように、危険を察知できなければいいのか?」

確かにそのとおりですが、脳は成長とともに防衛本能を身につけます。

残念ながら防衛本脳は取り除くことはできません。
取り除いてしまうと危険を認識することができないことになるので、長生きすることはできないでしょう。



緊張を軽減させるのに必要なことは?

緊張を軽減するために注目するべきは、もうひとつの部分です。

そうです。経験を積むということです。

人に好かれるようになるには、
「できるだけたくさんの人と話をして、好かれるコツを身につける」
ということになるのですが、人見知りで口下手だとこのハードルを越えることが難しいということになりますよね。


でも、無理して頑張る!・・・という必要はありません。
無理をすると逆に失敗を招き、人と接することがますます恐くなるからです。

実際、芸能人やアナウンサーといわれる話のプロは、普通以上に緊張することの恐さをよく理解しています。
そのため決して無理しすぎることはありません。

無理しなくても対応できるよう、彼らは緊張というハードルを下げるために様々な方法を使っています。
その方法をお伝えしていきましょう。


Point!
無理して経験を積むと余計に恐くなる。
できるだけ緊張を軽減できるように、ハードルを下げる。




芸能人やアナウンサーが利用している緊張を和らげる方法

なぜ家族と話をする時は緊張しないのでしょうか?

「お互いのことをよく知っているから」
ですよね。

顔も頻繁にあわせるでしょうし、声も長い間聞いていることでしょう。

気心を知っているので、あなた自身、余計な神経を使う必要もありません。あなたがリラックスできるので、相手もリラックスすることができるのです。

学校の先生からこんなこと言われたことありませんか?
「授業を受ける前に予習するように」
すると、習った内容がスムーズに入りやすくなる・・・

実は芸能人やアナウンサーなどは事前に情報を集めることに、非常に貪欲なのです。

それは情報の価値を大きさを見出しているからなのかもしれません。


もちろん、あなたはそこまでする必要はありませんがただ、相手のことを知っているということは大きなメリットがあります。

「でも、どんな情報を集めればいいの?」

こんな疑問もあると思いますので、一緒に考えていきましょう。

また紙とペンを用意してください。

そして、初対面の人と話をする時、あなたが安心するにはどんな情報があればいいと思うか、少し考えてみてください。


書き終わったら続きを読み進めていきましょう。
注意: 書き終わる前にページをめくると効果が半減します。絶対にやめてください。



緊張を緩和させるために必要な情報とは?

それではこれから緊張が緩和するために必要な情報についてお伝えしていきます。


読み進めて自分のものにしてくださいね。

緊張を緩和させるにはありとあらゆる情報を集めて、そこからお互いの共通点を探すのです。


あなたと相手との共通点です。

実は人間関係を築かれる時は、お互いの接点、つまり共通点が見つかったときなのです。

相手があなたと同じ学校の出身者であれば、校舎や先生についての共通の話題が自然と頭に浮かんできませんか?


もしあなたがアフリカのケニアにいったことがあって、相手もケニアに住んでいたことがわかったら共感もてますよね?

もし、相手がラーメン大好きで、あなたもラーメンが大好きなら、ラーメンつながりになる可能性だってありますよね?

あなたがサッカー好きで、相手もサッカー好きであれば、同じ趣味ということでちょっと興味わきますよね?

お互いの共通点が見つかれば見つかるほど、人は仲良くなるので、緊張感がなくなり、親近感が湧いてくると思います。


あなた自身に共通する情報を集めれば集めるほどあなたの緊張感は解きほぐされていきます。



緊張を軽減するためには、まず事前に情報を集めること。

そしてその情報とは
1、「見た目」の情報
2、「話し方・口調・声のトーン」に関する情報
3、その他の情報からお互いの共通点を集めること


これらの情報を真剣に集めるだけで驚くほど緊張が緩和されます。
まずはこれらの情報を集めてみてください。



プチ休憩☆赤いものを目を閉じたまま探そう

さて、あなたはこのサイトをどこで読んでいますか?
自分の部屋ですか? カフェですか? 電車の中ですか?


私は今このサイトを書いている場所は家の書斎です。
私の書斎の横には本棚があります。
その前には、本棚に入りきらないくらいの本が何十冊も 積み上げられています。


できるだけわかりやすく伝えたい。
人見知り、口下手だから人間関係築くのが苦手・・・と愚痴をこぼすのではなく、びっくりするほど人から好かれるようになる人生を体験してもらいたい・・・ こんな思いで書き綴っています。


ここまで読み続けて、少し疲れたかもしれませんね。
なので、ちょっと気分転換にちょっとした智慧をプレゼントします。

ちょっとだけ、サイトから目をはなして、今あなたがいる周りをゆっくりと見回してください。

見回したら、1回大きく深呼吸をして、ゆっくりと目を閉じてください。

目を閉じたら、閉じたまま、あなたの周りにある、「赤いもの」をできるだけ多く見つけてください。目は閉じたままですよ。


いくつ見つかりましたか?

もう見つからないと思ったら、ゆっくりと目を開けてみてください。

目を開けた瞬間に、自動的にあなたの目に「赤いもの」が飛び込んできたのではないでしょうか?
(少し時間を置いても、時間がたつにつれてポツポツと見つかります)


これは脳の仕組みによるものです。
脳は意識しているものを視野にいれてくれる働きがあるのです。

さきほど緊張を軽減するためには、「見た目」「口調・声のトーン・話し方」の情報を集め、そして数ある情報の中から、相手とあなたとの「共通点」を探すことを先ほどお伝えしました。

相手についての情報が少しでも集まったらいいと思いますが、すぐに集まってこなくても焦る必要はありません。

先ほどあなたのまわりにある「赤いもの」を探してもらった時と同じように、ただ、意識をするだけでよいのです。

人間の脳は、意識している情報を、自動的に情報を集めてきてくれる力を持っているのです。

ただ意識するだけで、情報は必ず手に入ります。
すぐに見つからなくても心配する必要なんてありません。
まずは意識することからはじめましょう。

では本題に戻ります。



身体を動かすことで緊張をコントロールできる

緊張をほぐす、もうひとつの方法についてお伝えします。

小学生くらいの頃をちょっと思い出してみてください。
小さい頃、陸上で 50 メートルや 100 メートルのタイムを計ったことがあると思います。

タイムはどのくらいでしたか?

私は散々でした。
当時、アメリカのカールルイスという世界的に有名な陸上選手がオリンピックの男子 100 メートル走で 9.99 秒のタイムで優勝しました。

私は小さい頃、50 メートル走のタイムが 9.99 秒でしたので、学校中の話題になったという経験があります(笑)


話が横にそれましたが、50 メートルや 100 メートルのスタート前、ものすごく緊張しませんでしたか?

タイムが遅くても早くても体が縮こまるような感じがして、心臓がバックンバックンしていたと思います。

「どのくらいのタイムがでるのか?」
「好きなあの人にいいところ見せられるだろうか」

走る前にはいろいろな感情が頭の中にあります。

でも、走り始めるとどうでしょう?
緊張していたことなんてすぐに忘れてしまいますよね。
走りながら緊張してしまう人なんて、見たことがありません。

また、最近はジョギングをしている人もいます。
その理由は、ほとんどが体の健康のためであるのですが、 一日でたまったストレスを完全に追い払うことができる、つまり心の健康も保てるためです。

実はこれら2つの中にヒントがあります。

さて、100 メートルとジョギングに共通していることは、何でしょうか?

それは体を動かすことです。
実は体の動かすことで緊張を消すことができるのです。

体を動かすことは、緊張などの感情すべてをコントロールしてしまうはたらきがあるのです。

なので、緊張していると感じたら、体を動かすと消えるということも知っておくと便利です。


少し歩いてみたり、腕を回してみるのもいいのです。
効果的なのは 10 秒くらい、軽くトントンとジャンプすると緊張がほぐれます。



深呼吸することで緊張を軽減できる

次に紹介したい方法は深呼吸です。
実はこれが緊張を軽減するのにものすごく役に立ちます。


「何をいまさら・・・」
と思うかもしれませんが、それは深呼吸のすごさを知らないからかもしれません。

陸上の幅跳びや短距離の選手などがスタートする直前に、口から大きく深呼吸をしている姿を見たことはありませんか?

それには生物学的な理由があります。

緊張をすると、人間は呼吸が浅くなります。
呼吸が浅くなると心拍数があがり、人間の体はいつもどおりに動かなくなります。
身体の隅々まで行き渡るべき酸素の量が減ってくるからです。

こうなると体が縮こまってしまい、普段持っている力が出せなくなります。
酸素が減ることで脳の働き、つまり思考力も低下していきます。
息切れしている時は脳に酸素がうまく回らないため、話をすることすらうまくできません。

そのような状態になることを防止するには、深呼吸することがベストです。

緊張してきたなって気がついたら意識して深呼吸をしてみてください。

深呼吸には様々な方法がありますが、深く考えることはありません。
大きく呼吸を意識しながら、リラックスすることを心がけましょう。


リラックスできる呼吸法

参考までにリラックスできる深呼吸の方法を次にお伝えします。

1、 なるべく邪魔されない静かでリラックスできる場所を見つけてください。
(トイレの個室などもわりとお勧めです)

2、 その場所で椅子に座ります。

3、 座ったら背筋を伸ばします。背筋は伸ばした状態がいいです。

4、 一度軽く息を吐き出し、その後 3 秒ほどかけてゆっくりと鼻から息を吸いこみます。

5、 これ以上吸えない状態になったら一度息を止めます。 その時、ゆっくりと酸素が体にいきわたるイメージをしてください。

6、 10 秒ほど時間をかけて口から息を細~く、なが~く吐き出します。「細~く、なが~く」が大切です。

吐く時は体の中にあるストレスをすべて吐き出しているようなイメージでどんどん吐き出し


吸い込む時は、イメージのよいものを体全体に吸い込んでいるような感じで行いましょう。

このような要領で 6~10 回ほど深呼吸を行うと少しずつ落ち着いてくるかと思います。

最初は慣れていないので、うまくリラックスできないかもしれませんが続けているうちに見えないところからうまくできるようになるので、根気よく続けてくださいね。


Point!
緊張を感じたらじっとしないで体を動かしてみよおう。
10秒くらい軽くジャンプしてみよう。
その後、深呼吸を 6-10 回やってみる。
体を動かすと、感情をコントロールすることができるからです。



緊張防止のためのメンタルリハーサル

事前に情報を集め、体をリラックスさせたら、最後にやっておくとよいことがあります。

それは、リハーサルです。
といっても実際に行うリハーサルではなく、イメージの中で行う「メンタルリハーサル」です。

実際に行うよりも先に、イメージの中で、実際に近い状態を何度も体験することで、本番では格段によい結果を生み出します。

後ほど詳しくお伝えしますが、脳は現実とイメージの区別をつけることができません。
寝ている時に夢を見て、寝言を言ったり歩き始めたりする動作も、脳が現実とイメージの区別ができていない証のひとつです。

どんなことでもぶっつけ本番で、よい結果はほとんど期待できません。
それは自然なことです。

小さい頃、演劇や歌の練習をしたことってありますよね?
うまくいくまで何度も何度も練習した経験があると思います。

基本的には同じ要領です。
それを実際に行うのではなく、イメージの中で行うのです。


相手はまだ会ったことがないのでイメージしにくいですが、気にすることはありません。

お伝えした深呼吸を行いながら、ゆっくりと目を閉じて集めてきた情報をもとに、相手と会話を交わす姿をイメージしましょう。

和やかに、相手と会話を楽しんでいるイメージです。
会話をしながら笑ったり、微笑んだりして、あなたなりに楽しく過ごしている姿をイメージして、その時の感情を味わってみましょう。

でも、
「うまく相手がイメージできない」
そんな時は仲のいい友達や親兄弟の中で、会って話をする人にもっとも近そうな人をイメージしても OK です。

少し過去をさかのぼって、友達と楽しそうに話をしているあなた自身を思い出して、その感情を味わうだけでも十分効果があります。

大切なことは、「相手と話したことがある」という経験をイメージの中で作ることと相手とものすごく楽しそうに話をしている姿を描き、その感情を味わうことです。

イメージの世界は何でもありですから遠慮することなんてありません。
親や兄弟と話をしているかのように、スムーズに、楽しそうに話をしているあなた自身の理想の姿を思い浮かべましょう。

リアルに緊張している姿を思い描く必要はありません。
イメージするべきはあなたが望んでいる姿、つまり周りの人からものすごく愛されているあなたの姿です。

「こんにちは、はじめまして」 と挨拶から始まり、どんな場所で話をしているのか?合コンでしょうか? 飲み会でしょうか?

ニコニコしながら乾杯をして、隣にいる人やそばにいる人たちと笑顔を交わして・・・

そしてスラスラと話を始めるあなたがいます。
「この緊張感ってイヤですよね・・・、実は私ものすごく緊張するんです。でもお会いしていい人そうなので、すごくホッとしています」

そうしたら相手も、「実は私も初対面は苦手で・・・」と言ってくれる。
等等・・・

リハーサルはすべて自由です。
あなたが思ったとおりに、イメージの中で自由に会話をしてみてください。

会話をしながら微笑んだり、気にしなければ声に出してみるのもOKです。

手と脳は近い位置にあるとお伝えしましたが、口も脳に近い位置にあります。
口に出すことで、より現実に近くなります。

最初のうちはイメージするのに慣れていないので難しいかもしれませんが、難しいのは最初だけです。
メンタルリハーサルはすぐにできるようになります。
イメージできるまで繰り返しやってみましょう。


Point!
楽しそうに話をしているイメージをつくること
イメージの中で相手と話しをしている経験を積むこと

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